ここに佳き酒有りという思いでお酒を造っています。

佳き水の恵み。

談山の地はかつて、菩提酛で名高い正歴寺と並び称される僧坊酒造りの地であったといいます。
廃仏毀釈で資料は灰と消えましたが、かつて妙楽寺という寺があり、そこで醸した多武峰(とうのみね)酒は評判の美酒でありました。
また、談山神社の東門近くには、今も酒造りのあとが残り、酒造りに適したうまい水が湧いていたといいます。
そして現在も多武峰は素晴らしい井戸水を提供してくれています。

自然の恵みを
いただく

佳き米の恵み。

明治の三大老農のひとりに数えられるほど有名になった中村直三氏は奈良県で生まれました。
彼は稲の品種改良で栽培試験をとても厳密に行い、収穫も厳密に区別し、その収穫量を検査して記録したものが著書に記されています。
お米の品種改良は、その土地その土地の気候に合っており、作りやすいものおいしいものを求めてきました。
その様な歴史をもつ奈良県のおいしいお米を使用して醸造しています。

丁寧さ、
細やかさ。

酒造りは毎年一年生、仕込み配合や温度経過、器具の洗浄など、
当社なりの丁寧さや、細やかさをお客様に感じて頂けたらと思いながら製造しています。

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